
「キュウちゃん」
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毎度毎度親ばかな日記ですが自分用メモと言うことで、ご容赦くださいね。
キュウちゃんはずりばいを始めてから毎日狩りにいそしんでいます。
静かだな、と思うときはたいてい、部屋を出て玄関の所でスリッパをしゃぶっている、
そんな毎日です。
一人でいろんな所に冒険に行っています。
あっという間に段差を上ることも覚えてしまい、
勝手に色んな部屋に行って獲物を見つけては一人「悦」に浸っています。
ピー子がなにかで遊ぼうとウキウキしている時に、
キュウちゃんは目を光らせ一目散にピー子めがけて突進、
遠慮のへったくれもなく奪い取ります。
ピー子が書こうとしていた紙の上に乗ってピー子のペンを奪い取ってちゅぱちゅぱなんて日常茶飯事。
ピー子が泣こうが抗議しようがお構いなしに「ああ、新しい物資が手に入ったよ」
と言う顔で飄々としております。
逆にキュウちゃんの持っているおもちゃを取り上げられると
「何するんだい!アタイが持ってるものを勝手に取るんじゃないよ!!」と言って
本当にネコのように「シャー!!」と吠えるんです。
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キュウちゃんは好き嫌いなく何でもよく食べてくれます。葉っぱ野菜でもなんでも。
適当に混ぜただけのものを「うまいうまい」と食べてくれるので本当に楽です。
それに、たいしておいしくなくても
「あんまりおいしくないんだけど・・」と言う顔をしながらも食べてくれます。
それからたくさん食べてくれます。
夏場、食欲の落ちているピー子よりも食べているときがあります。
でも、よく動くからか、体重は成長曲線よりも下です。
ご主人さんに似たのでしょうか、身長は真ん中ぐらいでスリムな体型です。
みんながおやつを食べていたら目の輝きが変わり、
何としてでもピー子のおやつを奪おうとします。
少し前なら包装紙とかその辺の紐とかで気が変わったのだけど、
今は「それよよこせ!!」とすごくえらそう。
キュウちゃん用のおやつを持ってきてようやく平和におやつタイムです。
すでに手づかみ食べは上手にするし、バナナくらいだったら小割したら
普通に食べて飲み込むことができるのです。
食い意地がはってるので、覚えることが早い!
ピー子の時に苦労したのであっさりと食べるキュウちゃんは楽すぎるのです。
食事のときは、わたしのお茶わんめがけてキックしたり、
スプーンをよこせと奪い取ったかと思うとそれを放り投げたり
口に入れてたものをわたしめがけて「ぶーーー!!」と飛ばしてきたり、
毎回どろんこになりながら食べています。
茶わんに手を突っ込んでかき回し、その手で顔や頭を触るとか、
聞いてたことが目の前で起こっているので不思議です。
これを十分したら食に興味を持つ子になってくれる、と聞いていたので
十分させてあげようと思っているのですが、
そんなことをしなくても十分食には貪欲そうです。
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一人冒険に行くキュウちゃんに「どこ行くの?」と聞くと
振り向いて「ニヤリ」と笑って、
それはあたかも「いいところにいくんだよ」といっているよう。
またまっすぐどこかに向かっていくので、
「そっちは誰もいないよ~!こっちにおいでよ~」と声をかけると
「うえっ!うえっ!」と泣きまね。
「こっちに行きたいんだよう!!」と訴えているようです。
ことばが出なくてもちゃんと会話できてるってすごいなぁ。
確かピー子はこういう反応が薄かったのです。
「ある程度ことばを獲得してから気持ちが発達するんだろうか」
と思っていたんだけど、
同じ年頃の子を見てギャップに驚いた経験を思い出します。
ことばを覚えなくてもココロの交流ってこんなに豊かに出来るものなんだと
キュウちゃんを見ていると一人目のように驚くことばかりです。
「○○のぬいぐるみはキュウちゃんのやでー」
と言うと、「ニヤリ」と笑って、たくさん並んでるおもちゃの所に行き、
中からそのぬいぐるみを選んでちゅぱちゅぱ。
こんな高度なことが!?と驚きます。
また、ピー子受診のためにばーばに預けられることが多いキュウちゃんですが、
ばーばをみると「うえっ・・うえっ・・・」と
「あそんでよぅ!だっこしてよぅ!」と甘えるのです。
ばーばはいつも遊んでくれる、抱っこもいっぱいしてくれる人、と
ちゃんと人を見分けてるんですね~。
(わたしはついついピー子相手にしていたり、用事していたりするから・・^^;)
悲しいとき、悔しい時に泣きながらわたしの膝にすがり付いてきたりもするように。
そんな姿を見たら「おお、よしよし、かなしいねぇ~」と
猫可愛がりしたくなるぢゃないか。
赤ちゃん時代のボーっとしたピー子ももちろんかわいかったんだけどね^^;
赤ちゃんのいるおうちってこんなににぎやかなんだなあ、と
思う毎日です(*´ω`*)